先日、住宅の新築を考えているという方から、こんな質問が
寄せられました。
「これだけ建築資材や物価が上昇したら、本当に今した方が
いいのかどうか、物価上昇が収まり住宅価格が下落するまで
待った方がいいのではないか？」という質問です。

異常な資材高騰が収まることはあっても、人件費を含む住宅
価格は今後下落することはありません。
従って、不確実な情報でそれまで待つというのはナンセンス
だと答えました。

理由は、今は収入が増えないのに物価だけが上昇するという
悪いインフレですが、国の目指す方向は、景気を上昇させて、
賃金などの収入も物価と共に上昇する良いインフレですから、
昔のようにデフレに戻ることはないからです。

コロナの影響は残るものの、今後外国からのインバウンドの
回復、旅行・レジャーなどの内需の拡大と合わせ好転の要素
はたくさんあります。

又、皆さんはどうしてマイホームを取得したいと思ったのか
尋ねました。
すると、子どもが小学校に上がるタイミングで検討し始めた、
現在３５歳なので、これから住宅ローンを３５年間組むので
あれば限界かなと思ったという人もいました。

だとすれば、ご自身のライフプラン上「このタイミング」と
いうのが「ご自身の買い時」だと思います。