社長ブログ

コスト重視の住宅(2)2024.06.21

(4)多くの素材を使わない

各所でバラバラの素材を使うよりも、材料を統一する
ことでコストダウンが可能です。更にこれは、工事の
種類を減らすことにもつながります。

例えば部屋により、壁の仕上げに漆喰を使えば左官屋
さんが、クロスを使えばクロス屋さんが必要です。
違う素材を使えば、それに伴って工事の種類も増える
ことになります。
しかし、全ての材料をクロスに統一すれば職人さんも
1工種になるので、手間賃を削減することができます。

(5)余分な贅肉を削ぎ落とす

予算に限りがあればあるほど、材料や素材もコストの
安いものから選択していかなければなりません。
そういう意味では残念ながら選択肢は限られてしまい
ます。

しかし、素材自身の持つ風合いを活かした計画ができ
れば、余分な「お化粧」のコストを削減できます。

「鉄は鉄」「木は木」というように、素材そのものを
活かし、アイディア次第で豊かな空間の演出も可能に
はなりますが、制限もあります。

次回へ続く