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線香花火2015.07.10

素朴で独特の趣きがある線香花火。

線香花火は江戸時代に誕生しました。

当時は藁の先に火薬を付け、香炉や火鉢に立てて楽しむ花火で、

お線香のようだとして線香花火と呼ばれるようになったとか。

線香花火は、点火してわずか十数秒で消えてしまいます。

けれど、その短い時間に、さまざまな表情を楽しめます。

点火とともに火の玉が膨らむ→パチッパチッと一つずつ火花が

散り始める→勢いを増し次々と火花が飛び出る→やがて火花を

減らし消えてゆく・・・

夏の夜空に咲く大輪の花火も良いけれど、このはかなさも捨て

がたいですね。

皆さんはどちらがお好きですか?

私は線香花火が好きです。      渡辺 田鶴子

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