社長ブログ

建築のあれこれ「良い土地・悪い土地」2017.06.05

一般的に「良い土地」と言われている土地とは?

  • 駅から近い
  • 住環境に恵まれている
  • 広い道路に面している
  • 間口が広い
  • 土地の大きさが手ごろ(30~40坪)
  • 道路との高低差がない

では、逆に「悪い土地」とは?

  • 駅から遠い
  • 住環境が悪い
  • 前の道路が狭い
  • 間口が狭く奥行きが長い(旗竿などの変形地)
  • 土地が小さ過ぎる(狭小地)
  • 道路との高低差がある(傾斜地)

しかし、この考え方はあくまで一般的なものであり、

何を重視するのかにより、評価は全く違ってきます。

中には、景観の良い斜面を重視する方もいますし、

頻繁に電車に乗る習慣のない方は、駅から遠くても

何も不自由はありません。

つまり、一般的な評価が、ひとりひとりの価値観に

合わせた評価と必ずしも一致するわけではないので、

一般的に「良い土地」「悪い土地」とは言えないの

です。

土地を選ぶ場合は、家族にとって何が大切かを十分

に検討して、それに見合った土地を購入することが

大切です。

結局、誰にも当てはまる良い土地、悪い土地という

ものはなくて、建て主が、自分のライフスタイルに

あわせて土地を選び、結果、最大限に土地の魅力を

引き出せたとき、それを「良い土地」ということが

できるのだと考えます。