社長ブログ

外壁の塗装リフォームに失敗しない方法(7)2019.09.13

今回は、見積書を見るポイントについてお話します。
外壁塗装のチラシを見ると、【40坪86万円→58万円に
大幅値引き!!】などと載っています。
何か得をしたような感じを受け、思わず電話で問い合わせを
してみても、それの根拠、材料、施工方法ははっきり教えて
くれません。
いざ正式見積もりを取ると、
「この工事とこの作業は別途です。思ったより、傷み具合が
激しいので、塗料量が3割増しになります」
また、足場組代一式○○円、下地調整一式○○円など、詳細を
明記せず一式で片付ける業者もいます。
狡い業者は「何から何まで含めて○○円。後はプロに任せて
くれれば良い仕事をします」なんて所さえあります。
では、見積書が正当であるかは、どう判断すれば良いか?

それは数社から見積もりを取り比較検討してみることです。
そして、必ず見積書の説明を受けて下さい。
分かり易く説明出来ない人は駄目です。
専門用語や業者用語をやたら乱発する人も駄目です。
素人に分かり易く説明できる人が本当のプロなのです。
見積書の数字でも、例えば施工面積が一社は100㎡、もう
一社が99.4㎡となっていれば、どちらが正確なのかお分り
ですね。キチンと計算する業者と「どうせ計ったところで

分らない」と、ざっと数字を出す業者。一つの数字を見た

だけでも、見積書の正確さや会社の姿勢を見てとれます。

同じ条件で見積りを依頼したのに、総額が大幅に違うこと

があります。一社は60万、もう一社は70万。 後者が高い

のか、それとも、前者は仕事欲しさで安くしたのか、又は

後者が妥当なのか判断に迷います。こんな場合は各項目と

その詳細を見比べながらチェックして下さい。
使う材料、数量、項目数を見れば、おおよその目安がつき

ます。それともう一つ、大幅に値引きがされているのは、

見積りを水増ししている可能性が高く、信用できません。
値引きが大きければ、お客は喜ぶだろうというのは安易で
姑息な考えです。
そこには良い仕事をして喜んでいただくという姿勢が全く

見えません。費用を安く抑えられることは魅力的ですが、

安い=悪い仕事にならないよう、正しい判断をすることが

大切です。