社長ブログ

建て替え、それともリフォーム?2019.06.28

最近、建替えか、それともリフォームするか?で悩んで
いるという相談を受けました。
お話を伺うと、その方は中古住宅を購入し、築31年が

経過した建物にお住まいで、まず第一に、室内環境への

不満が大きいことがわかりました。
当時は、断熱や気密等のことは余り考えずに建てられた
建物だったのでしょうね。
夏も冬も室温が外気温と同じになるそうです。
奥さんが悲しそうな顔で「冬が来ると寒くて台所に居る
のが辛いんです・・・」
確かに家事をする身には厳しいですね。
今は、各部屋毎に暖房器具を使用しており、暖かい部屋

から寒~い廊下やトイレ、浴室に行くのに大変な勇気が
要るとおっしゃっていました。
人間は大概のことは我慢できても、暑さ・寒さといった
五感にかかわることはなかなか難しいものですね。
更に、ご家族のライフスタイルに合わない間取り、使い
勝手の悪い住設機器にも少なからず不満があるようです。
それらを解消するための計画を、ローン完済を機に始め
たいということでした。
確かに、数十年前の住宅には断熱材を使うという発想は
なかったと思いますし、断熱材そのものが有りませんで
した。
そこで、断熱改修を考慮し、家中どの部屋に移動しても
温度差の少ない高気密・高断熱住宅にして、冬暖かく、
夏涼しい家づくりを提案させていただきました。
もちろんこれは、壁体内結露が少なくて長持ちし、特に
寒い冬にはヒートショックの心配もない、更に家計にも
やさしい(光熱費が安い)住宅です。