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「クリムト展」2019.05.22

19世紀末のウィーンで自由な芸術表現の道を切り

開いたグスタフ・クリムト。

没後100年を記念する展覧会が、東京都美術館で

開催されています。

金箔を多く使用した宝石のように豪華絢爛な作品は

もちろん、今まではあまり目にする機会がなかった

風景画も展示されています。

浮世絵や着物など、日本の美術にも関心が高かった

クリムトですが、クリムトにとって重要なテーマは

「生と死」でした。

人間の不安や恐れを描いた作風は、現代の不安定な

時代に、より人々の心をとらえるのかもしれません。

本展は7月10日まで上野で開催されていますので、

機会がありましたら、是非お出掛けください。

クリムト、好きです。      渡辺 田鶴子

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