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よく耳にする「暑さ寒さも彼岸まで」と言う言葉。
これは、うだるような夏の暑さも、凍えるような冬の寒さも
「彼岸」を境に徐々に和らいでいく・・・
そんな意味の慣用句ですが、では皆さんはこの「彼岸」が
一体いつ頃をさす言葉なのかご存知ですか?
春と秋の年2回、春分の日と秋分の日をそれぞれの中日
とし、その前後の3日間、合せて7日間の事を彼岸と呼び
ます。
春分と秋分は、ちょうど太陽が真東から昇り、真西に沈む
時期。その昔、西方に極楽浄土が有ると考えていた人々は、
太陽が西に沈む姿を見て、極楽へ旅立った故人に思いを
馳せていたのでしょう。
そこから、お彼岸には仏壇にお供物を捧げ、皆でお墓参りを
して先祖供養をする風習が生まれたと言われています。
「暑さ寒さも彼岸まで」の言葉通り、だんだん過ごしやすい
気候になりますが、季節の変わり目は体調を崩しがちです。
皆さんくれぐれも気をつけて元気にお過ごし下さいね!
ご家族の健康を一番に考える家づくりを
渡辺 田鶴子