社長ブログ

セカンドハウスのデメリット2024.09.27

 セカンドハウスのデメリットは、大きく2つあります。

 1.維持費がかかる

   もちろんのことですが、住宅は定期的なメンテナンスが
   欠かせません。
   戸建住宅の維持費は、平均して20年間で500万円程度。
   つまり1年あたり25万円、1か月あたり2万円以上をみて
   おく必要があります。

   固定資産税は建物の立地条件によって異なりますが、約
   20年で200万円前後が目安。つまり建物メンテナンス費用
   として20年で300万円程度はかかると想定しておく必要が
   あります。

   セカンドハウスでも自宅とほぼ同じ程度の維持費がかかる
   と考えると、あらかじめ2棟あわせて20年で 1,000万円
   程度の維持費をみておく必要があります。
   また、セカンドハウスを頻繁に利用する場合は、電気代や
   水道代、ガス代はもちろん、移動時の交通費もかかります。

   そのため、セカンドハウスを維持するには、自宅だけ1棟
   所有する場合の倍以上の維持費も考慮した見通しを立てて
   おくことが重要になります。

 2.定期的に使用しないと優遇税制を受けられなくなる

   セカンドハウス(居住用財産)として優遇税制の対象となる
   には、最低でも月に1日以上は居住しなければなりません。
   そのためセカンドハウスを所有したら「毎週末に居住する」
   など、定期的に利用する必要があります。