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鏡開き2021.01.12

年神様に供えた鏡餅を、お雑煮やお汁粉などにして

食べ、一家の円満を願う行事です。

元々は、鎧などの具足と共に備えたお餅をお雑煮に

して食べる「具足開き」と呼ばれていたそうです。

これは、武士の風習であったため、刃物で切るのは

切腹を連想させるので、【切る】という言葉を避け

【開く】という縁起の良い言葉を用いています。

硬いお餅を素手で割るのは大変そうですが、刃物を

使わず割ったり、木槌で砕いたりしたようです。

また、丸いお餅は円満を意味します。

最近では、小分けにしたお餅が入った鏡餅が主流に

なっているようですので、丸い大きなお餅を割ると

いうことは無くなりつつありますが、お供えをした

お餅をお汁粉などにして皆でいただくという習慣は

続けていきたいものですね。

ちなみに関東では1月11日、関西では1月15日

あるいは20日に行われます。

甘いお汁粉でしあわせ!     渡辺 田鶴子

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