社長ブログ

香港の高層マンション群火災の原因とは2025.12.26

先日、ショッキングなニュースがありましたね。

香港の高層マンション群火災です。

 

1棟だけではなく、8棟連なる高層マンション群のうち、

あっという間に7棟に燃え広がったとのことです。

なぜ、7棟にまで広がったのか不思議でなりません。

 

このマンションは築42年。

約4600人が住んでいて内4割弱は、65歳以上の高齢者

だったそうです。

今回は、全ての棟で大規模修繕中だったとのこと。

原因は足場が竹で構成されていること、防護ネットが

防災基準を満たしていないものだったこと、窓枠など

にも燃えやすい発砲スチロールが使われていたこと、

などが挙げられています。

 

又、火災報知器の電源が遮断されていた?との報告も

あり、逃げ遅れたとも言われています。

 

日本でも最近大規模修繕をしているマンションやビル

が多いですよね。日本では防火基準が厳しく不燃性の

仮設資材が使われており、避難通路確保や、スプリン

クラーなどの設置基準もあるなど、比較的安全だとは

思われますが、ああした映像を見ると不安になります。

 

今回の香港火災で、その構造から煙などが充満し避難

階段が使えなかったとの報告がありました。

少なくともバルコニー伝いに設置されている避難経路

などに物が置かれていないかどうか、下に降りる避難

はしごが正常に利用できるか、など確認した方が良さ

そうです。

全てを焼失してしまう火災事故。怖いですね。