社長ブログ

土地購入時のポイント2025.09.19

まず、土地は接する道路の方角によって価値が変わります。

一般的に、日当たりの悪い北側道路は相場より低く、日当

たりの良い南側道路は相場より高くなります。

 

又、2面と接する角地は建ぺい率が緩和されるため地価が

高くなります。

最も地価が低くなるのは前面道路が狭く、四方を囲まれた

旗竿地となりますが、旗竿地は「再建築不可」という場合

もありえるので、価格が安い土地はそれなりの理由がある

ことが多いことに留意しましょう。

 

前面道路の幅も地価に影響します。

前面道路の幅員が 6m以下になると容積率の制限を受ける

場合が多いので要注意です。

前面道路の幅員が 4m未満になると、セットパックにより

建築可能な土地面積が減ってしまいます。

 

前面道路が私道の場合は、ガスや水道関連等の掘削作業の

際は土地所有者の許可が必要になりますので、前面道路が

私道という土地はなるべく避けたいところです。

 

見落としがちな条件として、軟弱地盤の場合があります。

軟弱地盤は地震の揺れが増幅するので、頑丈な地盤よりも

震度が高くなります。

又、川の近くなど軟弱地盤地域では、水害の可能性がある

ので、自然災害のリスクが高い土地は必然的に土地価格が

下がることが多いようです。

もちろん、軟弱地盤でも家を建てることはできますが、

地盤改良工事に多額の費用がかかるため、、結果としては

土地と地盤改良工事の合計金額で、他に条件の良い土地が

購入できた、という可能性もありえます。