くちなしの花は、6月~7月になり、そろそろ夏の
気配を感じ始める頃、あたりいっぱいに甘い香りを
漂わせます。
咲き始めの花は真っ白ですが、クリーム色、そして
カスタードクリームのような色に変わり萎れていき
ます。
くちなしの花は短命なので、切り花としてはあまり
向きませんが、その甘い香りは古今東西を問わずに
多くの人を魅了しています。
梅雨の憂鬱な時期には、その香りと清潔さに癒され
るようですね。 渡辺 田鶴子