社長ブログ

築30年を超える戸建て住宅、新築それともリフォーム(続6)2018.09.28

今回は、3階建てを検討しなければならないケース、

そして3階建てを検討するときのポイントについて

解説します。

●3階建てを検討しなければならないケース

もっとも大きな理由は、「交通の便が良いなど気に

入った場所」もしくは、「狭い土地]ということに

つきると思います。例えば、

①高齢の親と同居できる二世帯住宅を建てたい

②1階部分を店舗にしたい

③賃貸併用住宅にして、月々の家賃収入を得たい

④狭い土地だけど、敷地内に駐車場を確保したい

⑤近くの家が3階建てだったりマンションがあり

日当たりや明るさが確保できるかどうか気になる

狭い敷地でこれらの希望を叶えるためには、どうし

ても建物を上のほうに延ばさなければなりません。

各々の希望を叶えるためには、事前に周辺環境や

家族構成の変化を先読みしたうえで、狭小住宅の

設計・施工に長けた建築会社に希望を伝え各社の

提案内容を比較検討することが大切です。

●3階建てを検討するときのポイント

3階建て住宅は、縦の動線が基本になります。

階段は1ヶ所増えるし、暮らしにまつわる動線が

複雑になり日々のメンテナンスもひと苦労。

特に高齢の親との同居を検討する場合は、各階や

浴室・トイレなどのバリアフリー対策はもとより、

室内での転倒事故を避ける安全性に配慮すること

が重要ポイントです。

併せて、上階は風通しは良いとしても室内の熱が

こもりやすくなったり、地震や強風の影響も受け

やすくなりますので、高気密・高断熱で耐震性能

にも優れた住宅を建てられる建築会社を吟味して

選びましょう。