社長ブログ

建築のあれこれ「コスト重視の住宅・1」2016.11.18

安全かつ快適に住むための基本性能の確保

(1)敷地条件によって発生する費用

敷地に高低差があったり、地盤が弱い土地の場合、

擁壁や地盤改良の費用がかかります。

これら費用は決して安くない上、新築する建物に

装備として加わるものではありません。

物として見える費用ではないので、つい軽視され

がちですが、住宅の安全性を決める上で最も重要

なものです。

工夫次第では多少のコストダウンも可能ですが、

必要以上にコストを絞ることは大変危険です。

(2)構造や断熱にかかわる費用

構造、断熱といった基本性能にかかわる部分は、

家の価格の多くを占めます。

たとえローコスト住宅でも妥当性のある予算の

範囲で計画を進めていかないと、住宅にとって

最も大切な基本性能が疎かになってしまいます。

これらの基本的なところには、割り切って気持ち

よく予算を割くという心構えが大切です。

(3)シンプルな計画をする

部屋を細かく仕切らずに間取りをシンプルにする

ことにより、複雑で個室の多い計画よりも経費を

削減することができます。ざっと挙げるだけでも、

建物の外壁、部屋を仕切る壁、扉、造り付け収納

などシンプルにすればするほど経費を抑えられる

要素があります。

又、間仕切りを多くして部屋の使い道を限定して

しまう計画よりも、家族構成の変化や子供の成長

に応じて、各部屋の使い方を変えることができる

という積極的な考え方もできます。