社長ブログ
先日、ショッキングなニュースがありましたね。
香港の高層マンション群火災です。
1棟だけではなく、8棟連なる高層マンション群のうち、
あっという間に7棟に燃え広がったとのことです。
なぜ、7棟にまで広がったのか不思議でなりません。
このマンションは築42年。
約4600人が住んでいて内4割弱は、65歳以上の高齢者
だったそうです。
今回は、全ての棟で大規模修繕中だったとのこと。
原因は足場が竹で構成されていること、防護ネットが
防災基準を満たしていないものだったこと、窓枠など
にも燃えやすい発砲スチロールが使われていたこと、
などが挙げられています。
又、火災報知器の電源が遮断されていた?との報告も
あり、逃げ遅れたとも言われています。
日本でも最近大規模修繕をしているマンションやビル
が多いですよね。日本では防火基準が厳しく不燃性の
仮設資材が使われており、避難通路確保や、スプリン
クラーなどの設置基準もあるなど、比較的安全だとは
思われますが、ああした映像を見ると不安になります。
今回の香港火災で、その構造から煙などが充満し避難
階段が使えなかったとの報告がありました。
少なくともバルコニー伝いに設置されている避難経路
などに物が置かれていないかどうか、下に降りる避難
はしごが正常に利用できるか、など確認した方が良さ
そうです。
全てを焼失してしまう火災事故。怖いですね。





