社長ブログ

2025年度「高齢社会白書」2025.12.12

65歳以上の住居形態は、「持家(一戸建て)」が79.8%、

「持家(分譲マンション等の集合住宅)」が3.2%という

ことで、65歳以上の方々の持家比率はなんと8割以上。

また、65歳以上の一人暮らしの割合は、男女ともに増加

傾向にあり、高齢者の3人にひとりは一人暮らしという

ことです。

 

一方、高齢になると「もう何年住めるかわからないから

・・・」とか、悪徳リフォーム業者に対する警戒心から、

住まいのメンテナンスなどへの関心が、薄くなることが

ほとんどで、老後の住まいに対する備えが十分に進んで

いないことが明らかになりました。

 

高齢者の方々は加齢に伴う生活習慣病はもちろん、高齢

になって【骨折→寝たきり】が既定路線であることへの

理解が進んでいることからも「健康に関する備え」への

関心は非常に高いのですが、ご自身の資産である住宅の

資産価値を下げないことへの関心は驚くほど少ないこと

が明らかになりました。

この事実は、ひと言でいって「実にもったいない・・・」

 

現在50代~60代の方々は、ご自身で【高齢者予備群】と

いうイメージを想像するのはなかなか難しいのですが、

ご自宅の維持管理を将来にわたってしっかり行うことで、

資産価値を落とさず次世代につなぐことは今まで以上に

重要なことになってきます。