社長ブログ
実は、狭小住宅または3階建以上の住宅は建築費が上昇
します。
理由は簡単で、狭小住宅は土台や柱、梁などの構造材は
もちろん、壁などの面材において基準となる材料の寸法
に沿わない長さ・面積が増えることから、資材のロスが
少なからず発生します。
また、工事空間が狭い中で工事を進めなければならない
ことから、資材搬入や現場作業の手間がかかります。
これは、傾斜地や旗竿敷地など条件の悪い土地になると、
搬入コストをはじめ作業効率低下により職人さんの拘束
時間が延び、更なる人件費の上昇を招きます。
更に、窓はもちろんキッチンや浴室などの水周り設備や
照明器具などは建物の延床面積に関わらず必要です。
かつ、来年も住宅設備機器メーカー各社とも資材価格の
大幅値上げを計画していることから、結果として、建物
価格は、経済的な延床面積の建物と比較して高くなって
しまいがちなのです。





