社長ブログ
	建築確認申請では確定した設計・仕様に基づき、建築物の
安全・適法性が審査されます。
つまり、仕様変更とは確定した設計・仕様を変更すること
になることから、構造審査と省エネ適判を、最初からやり
直すことになる可能性が高く、結果として申請書提出前の
仮審査から建築確認申請についても全てやり直しとなると、
更に2ヶ月以上の期間がかかる可能性が高くなります。
昨今の建築資材の高騰や、職人の人件費高騰を踏まえると、
延べ4ヶ月以上の遅延は更なる値上げの影響はもちろん、
基礎や足場、鳶の職人不足が追い打ちをかけるので、建築
確認許可がおりたとしても工期遅延の可能性がありえます。
つまり、このような問題を避けるためには、建築請負契約
前に間取りはもちろん、プランニングの詳細までを決定し、
構造計算や省エネ計算を確定させることが工期を遅延させ
ない最善の策と考えられるのです。
また、請負金額が跳ね上がった場合、住宅ローンの増額は
金融機関による再審査が必要となります。
昨今の金利上昇機運に基づく審査金利の上昇が見込まれる
以上、ローンの増額審査は難易度が高いとも考えられます
ので、建築請負契約前にしっかり検討することが重要です。





