社長ブログ
まず、土地は接する道路の方角によって価値が変わります。
一般的に、日当たりの悪い北側道路は相場より低く、日当
たりの良い南側道路は相場より高くなります。
又、2面と接する角地は建ぺい率が緩和されるため地価が
高くなります。
最も地価が低くなるのは前面道路が狭く、四方を囲まれた
旗竿地となりますが、旗竿地は「再建築不可」という場合
もありえるので、価格が安い土地はそれなりの理由がある
ことが多いことに留意しましょう。
前面道路の幅も地価に影響します。
前面道路の幅員が 6m以下になると容積率の制限を受ける
場合が多いので要注意です。
前面道路の幅員が 4m未満になると、セットパックにより
建築可能な土地面積が減ってしまいます。
前面道路が私道の場合は、ガスや水道関連等の掘削作業の
際は土地所有者の許可が必要になりますので、前面道路が
私道という土地はなるべく避けたいところです。
見落としがちな条件として、軟弱地盤の場合があります。
軟弱地盤は地震の揺れが増幅するので、頑丈な地盤よりも
震度が高くなります。
又、川の近くなど軟弱地盤地域では、水害の可能性がある
ので、自然災害のリスクが高い土地は必然的に土地価格が
下がることが多いようです。
もちろん、軟弱地盤でも家を建てることはできますが、
地盤改良工事に多額の費用がかかるため、、結果としては
土地と地盤改良工事の合計金額で、他に条件の良い土地が
購入できた、という可能性もありえます。