社長ブログ
トランプ相互関税が問題になっていますが、発表当初よりも、
少し落ち着きましたね。
日本の状況はというと、今年の賃上げは高水準を維持できた
ようです。
しかしながら、東京都区部の消費者物価指数も、生鮮食品を
除き3.4%と、1年9か月ぶりの高水準で、賃上げを打ち消す
勢いです。
特に米を含む食料は6.4%も上昇し生活に直結することから
一般消費者は節約志向に入っています。
さて、そんな中、不動産の価格は高騰の一途です。
先日発表された不動産経済研究所によれば3月に発売された
東京23区に建つ新築マンションの平均価格は1億4939万円で、
前年同月と比べておよそ2割上昇したとのことです。
神奈川県や千葉県などを含めた首都圏全体でも前年同月より
4割近く上昇し1億485万円となったとのことで、なんと1億円
超えです。
こんな物件を購入できる人がどれだけいるのでしょうか。
一方、土地を購入して注文住宅を建てる人はどうなっている
のでしょう。
全宅連の調査によると1月の100m2から200m2の土地の成約
数は、前年比+59.6%と急増したとのことです。
やはり今後も安くはならない、住宅ローン金利の上昇も怖い
と消費者は動き出しているような気がします。