社長ブログ

家と病気の関係とは? 続き2010.11.19

それでは、前回の続きをこれから詳しく話します。
まず、その原因については、三つあります。
 ・一つ目が建材。
 ・二つ目は間取り。
 ・三つ目は住環境。
住環境というのは、騒音、日照条件、悪臭など。
「うるさい、陽が当たらない、風通しが悪い、空気が汚れている、
暗い、狭い」等で、台所、トイレ、洗面所、お風呂等の衛生状態の
ことです。
実はこれらって、普段はあまり気にしてないですよね。
気になるけど・・・気にしてないという項目なんです。
厚生労働省が調べた結果ですが、住環境を上・中・下とした場合、
環境が良い場合と、悪い場合での病気の統計があるんです。
神経痛は、環境が悪い場合72%、良い場合は6%の発病率。
高血圧は、環境が悪い場合52%、良い場合は5.2%の発病率。
頭痛・痔・心臓病も、10倍前後発病率に差があるのです。
いかに住環境を良くしないといけないか数字が示していますね。
逆に言えば、住環境を整えておけば、発病率が極端に低くなると
いう事でしょうか。
その他、ホコリ、ハウスダスト等は、アトピー性皮膚炎や喘息の
原因になります。
悲しい出来事でしたが、「阪神・淡路大震災」がありましたね。
この時、6千人余りの方が亡くなりました。
その後、被災した約30万人の方達が、テントや仮設住宅、
小学校の体育館での生活を余儀なくされ、その間、驚くことに
千人もの人が亡くなってるという事は、あまり知られてません。
原因は様々ですが、ほとんどが不自由な住環境に関係していた
のではないかと言われています。
このように住環境は、病気と密接な関係があるんです
ですから、家を建てる仕事をしてる工務店は、責任重大です。
皆さんは、この辺を良く考えて家を建てて下さいね。
 健康で楽しい生活が送れる家づくりを心掛けている工務店
        
            渡辺ハウジングの渡辺です。