狭小住宅・3階建てを15坪・20坪の狭小地に建てる渡辺ハウジング：東京都

注文住宅を建てるに際し、いろいろ調べてみると先ず目につくのが「坪単価」という言葉です。
これは、いったい何を指すのか詳しく教えてください。

ご質問の通り、「坪単価○○万円」と書いてあっても会社によって坪単価に含まれている内容が違います。
あれは別、これも別・・・と。
まともに住める状態になるまでに、坪単価で5万も10万もアップするというのはザラにあります。
どうせ必要な物なら、最初から全部入れておけばよいのですが、坪単価を安く見せることでお客様を「おびき寄せて」いるのです。
先ず、「お問い合わせ」をもらったら、その後は足しげく通って人間関係を築き、最後は「情に訴える」という作戦なのです。

堅実な会社は、いくらまでの家づくりなら無理がないか？と安心予算をひき出すところから始めてくれるはずです。

また、良心的な会社なら「坪単価には必要なもの全て」を入れているはずです。

ただし、お客様の好みが大きく反映される居室の照明、カーテン、エアコンは自由に選んでいただきたいと思っているので含まれていません。
しかし、照明器具、カーテン、エアコンなどにかかる費用は、全て「総予算」の中には含めていますので、後で、「お金が足りなくなった」ということが起こらないように注意しています。
「坪単価○○万円」と表示している会社には、その坪単価の中にどこまで含まれているかを確認し、住める状態にするには、後いくら必要なのかも確認した方がいいですね。

また、物入れ、間仕切り壁や建具を減らすことで坪単価を低くすることができるので、そのあたりも注意してチェックされるといいと思います。
「坪単価のワナ」にはまらず、無理のない予算の中で、しっかり計算した家づくりを考えましょう。